2015年5月26日火曜日

Apple Watch と過ごした1ヶ月 − フィットネスのススメ

取材担当Kです。

Apple Watch が発売されて(また担当Kの元に届いて)、ちょうど1ヶ月が経過しました。

購入前の予想に反し、担当Kは本日まで、1日も欠かすことなくこの製品を身につけ続けています。






担当Kをここまで駆り立てたのは、Apple Watch が備えるフィトネス機能の存在です。

Apple Watch は着用者の日々の運動状況を記録し、思わず目標を達成したくなる形で提示します。

このゲーミフィケーション的要素が、毎日 Apple Watch を身につけ、ちょっとした運動を行うモチベーションに(少なくとも担当Kにとっては)なっています。





ここで、担当Kの1ヶ月の運動状況を見てみましょう。






上の画像はiPhoneに記録された、運動状況を一覧表示したところです。

1日の運動状況が1組の3重リングで表されています。

リングの意味は、外側からそれぞれ「ムーブ」(消費カロリー)、「エクササイズ」(早歩き以上の運動)、「スタンド」(席から立ち上がった頻度)です。

担当Kの場合、スタンドの達成率が高く、エクササイズが低い感じですね。





そして、ちょうど1ヶ月目の5月24日(日)、初めて全てのリングを達成状態にすることができました!

当日の詳細を見てみましょう。






縦に長いですが、全てのリングについて目標値を達成しています。

また、ムーブの200%達成、1週間連続のスタンド達成、エクササイズの新記録に対して、それぞれバッジが与えられています。

バッジの存在もモチベーションを上げてくれます。



さて、この Apple Watch のフィットネス機能、担当Kが熱を上げている「イングレス」と相性が良い印象です。

エージェント活動だけでも十分歩く動機になるのですが、その上 Apple Watch からも褒めてもらえる(上の記録もエージェント活動中のものです)ため、2倍のお得感を感じています。(^^



最後の部分は非常に個人的な感想になってしまいましたが、担当Kとしては Apple Watch と過ごす毎日がたいへん気に入っています。

例えば、仕事がらモニターを眺める姿勢のまま一日を終えることも珍しくないのですが、スタンド達成のため1時間おきに屋上をグルグル歩くようになってから、うまく気分転換ができ、仕事にメリハリがつくようになった気がしています。

今後も継続して日常にフィットネスを取り入れ、より成果が実感できるところまでもっていきたいと考えています。





以上、担当Kでした。
次回のレポートもぜひお楽しみに!





2015年5月19日火曜日

手塚治虫展@1990年

取材担当Kです。

私のデスクの上には、ときおり不思議なものが置かれていることがあります。

今回はその中から、1990年に東京国立近代美術館他で行われた「手塚治虫展」のカタログ(図録)についてレビューしてみたいと思います。






1990年は手塚治虫死去の翌年にあたり、この展示会もマンガ界の巨星の死を受けてのものと想像します。

主催者はカタログ冒頭で、手塚治虫を以下のように評しています:


手塚治虫は、(略)戦後のほとんどすべての期間にわたって、広大かつ深遠なイメージの世界を展開しました。(略)マンガ家として時代のさまざまな要求に敏感に反応しながらも、その制作の根底には常に同じテーマが秘められていたようです。(略)つまり人間とは何か、なぜ愛し合い、憎しみあい、かくもいとしくも愚かなのか、という普遍的な問いかけであったと思われます。

展覧会開催には苦労もあったようです。

「美術館活動の中の手塚治虫展」と題された岩崎吉一(東京国立近代美術館企画資料課長/当時)の文章には以下のようにあります:

もっとも困難だと予想されたのは、ストーリー性の問題であった。(略)厖大な量の平面的表現の連続からなる手塚マンガのストーリーを、限られた展示空間の中で伝えるのは(略)技術的に不可能である。(略)欠落するであろうストーリー性をどのようにして補うかが最大の問題として残った。

結局、原画1,500ページ分に加えて映像等を加えての構成となったようです。






分量の問題(カタログは350ページにおよんでいます)、および技術的な問題(1,500ページ分の原画を担当Kの稚拙な文章で紹介することの困難さ)から、今回の記事では展覧会(そしてカタログ)を構成する5つのカテゴリーを紹介するにとどめたいと思います。


  I. 冒険とロマン

  II. 理想を求めて − アポロン的世界

  III. 現実のなかで  ディオニュソス的世界

  IV. 生命の詩  輪廻転生の世界

  V. 歴史のなかへ



いかがでしたでしょうか。

今回は記事化するのが少し難しい題材でした。
担当Kが手塚治虫に明るければ、もう少し実ある記事が書けたのかもしれません。

担当Kのデスクにはまだまだ高難度グッズのストックが存在します。
次回以降もお楽しみに!





2015年5月12日火曜日

Rock & Roll Memorabilia - A History of Rock Mementos

取材担当Kです。

私のデスクの上には時折、不思議なものが置かれていることがあります。

これはきっと、ブログのネタにしなさいということなのだろうと理解しています。






今回はそんな中から、大判の洋書「Rock & Roll Memorabilia」をレビューしてみたいと思います。

なお担当Kは、Jazzを中心とする音楽領域を好んでおり、ロックの知識は皆無に近いので、どのような結果になるかはわかりません(汗




この本には「A History of Rock Mementos」なるサブタイトルが付されており、訳すと「ロック記念品の歴史」といった感じになるでしょうか。

どうやら後世に残すべき品々やロックにまつわる記憶がたくさん詰まっているのだろうと予想されます。

そう見当をつけて目次を開くと、確かにそのような項目が並んでいます。
以下、目次に沿って内容を(なんとなく)ご紹介します(タイトル訳は担当Kによる)。


Musical Instruments(楽器)

・Guitars

担当Kでも名前を知っているロッカーたちが愛用したギター(結構な割合で破壊されています)が、写真付きで紹介されています。

ロックを象徴する楽器のためか、多くのページが割かれています。

Drams

ギターと比べるとガクッと紙面が少なくなりますが、ドラムが紹介されています。

個人的には「Carl Palmer's ELP Kit」が目を惹かれました(カッコイイです)。

・Pianos, Organs, Synthesizers

さらに紙面が少なく、片ページのみの紹介ですが、ポールマッカートニーやジョンレノンが使用したピアノや電子オルガンなどが掲載されています。

・Miscellaneous Instruments

ロックシーンでは出番が少ないかな、と思っていたのですが、レコーディングに使われた管楽器などが紹介されています。


Printed Memorabilia(印刷された記念品)

・Poster

ライブの告知等のポスター類が紹介されています(若きジェームズブラウンの顔写真入りのものも!)。

少ない色数とタイポグラフィだけで目を引く印刷物に仕上げてある点は、プロモーション担当として見習うべきものがあると感じました。

他にも芸術的なものからコミカルなものまで、眺めて楽しい内容になっています。

・Photographs

(おそらく)貴重なものと思われる写真の数々が収録されています。

・Programs, Tickets, etc

ライブのプログラム冊子やチケット(の半券)などが掲載されています。

これはすごく貴重な感じが漂っています(チケットの半券カッコイイ!)。






Cars of the Stars(スターの愛車)

アメリカンな感じのゴージャスな車が多数紹介されています。

見開きで掲載されている、ジョンレノンのド派手なペイントのロールスロイス(黄色)が圧巻です。


Gladrags(ステージ衣装?)

ステージ衣装と思われる(奇抜な)服装が紹介されています。

70年代ファッションはオシャレですね。(^^


Rock & Roll Art(ロックンロール・アート)

アルバムのアートワークや、バスドラムのペイント、アーティストの自筆、その他アート作品が紹介されています。

アルバムアートワークは勢いがあって良いです。


Rock Miscellany(ロック雑録)

古めかしいジュークボックスや、各種の賞などが収録されています。





というわけで、駆け足かつロックな部分にはあまり触れない形での紹介になりました。

アイウィーヴには音楽好きが多い(担当Kもかつては金管楽器をかじっていました)ため、このような本が転がっていたりするものと思われます。


アイウィーヴとこの本を無理やり関連づけるならば、iPhone の提供元である Apple 社と因縁の深い「Apple Records」関連のグッズが幾つか紹介されていて興味深いです。

中にはポールマッカートニーが所有した「Apple Watch」も含まれています(!)。



いかがでしたでしょうか。

担当Kのデスクには、他にも難易度が高そうなグッズがいくつか置かれており、今回は一番なんとかなりそうな品をチョイスしました。(^^;

他の品も頑張ってレポートしますので、次回以降をお楽しみに!